固定資産税の支払いについて

今回は固定資産税の支払いについてお話ししたと思います。固定資産税が課税される人には毎年4月に市役所などから固定資産税の納税通知書が郵送で送られてきます。もちろん、いちいち書留とかで送ってはきません。自治体によっては何万通という納税通知書を一斉に発送するので、それをいちいち書留なんかしていたら手間と費用が半端ないですからね。ということは、何万通も一斉に発送していると、中には宛名不在で返戻になったり、はたまた届いていないといった苦情もくるようです。届いていないっていう人のほとんどは、本当は届いているのに見過ごしていたりとか、家族の誰かが持っていたりとか、そういったケースが多いようです。送っているのに届いていなくて、返戻で戻ってもこないとなったら、結構な問題になりますよね。だって、固定資産税の納税通知書ってめっちゃ個人情報じゃないですか。所有者が持っている土地、建物が全部掲載されているわけなので。
あと考えられるとしたら郵便事故ですかね。まぁ、可能性はゼロではありませんが、郵便局の配達の人はそんな悪いことはしませんからね。(いつも配達ご苦労さまです。)
話しが固定資産税の支払いからずれてしまいましたが、もう一度言いますと、固定資産税の納税通知書が4月に市役所などから郵送されてきます。固定資産税の支払いの時期と回数ですが、通常は、年4回に分けて納税することになります。4月末、7月末、12月末、年が明けて2月末が納期になっている感じです。納期は市町村の条例で定められているので、全部が全部こうだとは限りませんが、こんな感じの納期になっています。
それぞれの納期に合わせて年4回に分けて納税してもいいですし、一括で納税してももちろんOKです。たた、一括で納税したからと言って、何か固定資産税が安くなるとか、そういった優遇措置というものはありません。以前は一括で納税すると割引みたいなのがあったという話を聞いたことがあります。残念ながら、今はそういった制度はないみたです。ですので、通常は年4回の納期に合わせて納税することになります。ここでポイントになるのが一括で支払うケースです。通常は、4月に送られてくる納税通知書と一緒に、固定資産税の納付書も同封されています。1期から4期までの納付書4枚と一括で納税する用の納付書1枚の合計で5枚の納付書があるのですが、一括で収めるのであれば、一期の納期までに一括で納税する用の納付書で納税するようにしましょう。1期の納期が過ぎてしまうと、通常は一括で納税する用の納付書が使えないようです。その場合には、1期から4期までの納付書4枚を銀行などの窓口に出して一括で納税しましょう。
また、銀行口座などから自動引落で納税することも出来ます。口座引落にしておけば、納税もし忘れの心配も要りませんし、そもそもいちいち金融機関などに支払に行かなくていいので楽ですよね。ただし、口座引落にしていると、各納期の末に引落になるんだそうです。ということは、口座引落にすると一括で納税することはできないそうです。自治体によるのかもしれませんが、わたしが住んでいる市では現状、口座引落での一括納付はできないみたいです。これも自治体によるのかな??