登録免許税って何?

登録免許税ってあんまり聞いたことがないという方も多いのではないでしょうか。登録免許税とは、建物や土地の所有権の登記などをする方が納める税金になります。
登記をするにも税金がかかるんですね。しかも、取得した不動産の価格に税率を掛けて登録免許税の税額を算出するので結構な金額になりますよね。
ただ、登録免許税には軽減の制度があります。その軽減を受ける際に必要となる書類があります。それは住宅用家屋証明というものです。私の住んでいる市では住宅用家屋証明を取得するのに市役所の固定資産税課の窓口に行く必要があります。1通、1200円で住宅用家屋証明を出してくれます。ちょっと高くないですか??所得証明は300円で取得できるのに・・・。それでも登録免許税が軽減されるので、住宅用家屋証明を1,200円支払って取得します。
所有権保存の登記をするときの登録免許税の税率が0.4%なのですが、軽減された場合の税率が住宅用家屋の場合は0.15%、認定長期優良住宅の場合は0.1%とかなり軽減されることになります。住宅用家屋証明を取得するのに1,200円払っても絶対に軽減を適用させてほうがいいということです。
ただ、登記をするのに通常は登記のプロである司法書士などに依頼するかたが多いかと思います。ですので、住宅用家屋証明の取得も、通常は自分でやらずに司法書士などがやってくれることがほとんどです。
面倒で難しいことはお金を払ってでもプロにやってもらったほうがいいかもしれませんね。