固定資産税と住宅ローン控除

今回は固定資産税と住宅ローンに関わるお話しとしたいと思います。

住宅ローン手続きのお得な情報?もご紹介するので楽しみながら読んでいただければと思います。
そもそも、固定資産税と住宅ローンとは深~い関係にあります。通常、住宅を建てる際には、銀行などから住宅ローンを組む方が、ほとんだと思われます。固定資産税は、お家を建てた年の翌年からずっとかかる税金になります(家を壊すか、誰かに所有権を移転しない限り)。
ようするに固定資産税は払う税金になりますが、住宅を建てた際に戻ってくる税金もあるんです。それが所得税の住宅借入金等特別控除(通称、住宅ローン控除)になります。これは、読んで字のごとく住宅ローンを組んでいる方が対処になる控除になります。
住宅ローン控除の適用条件の主なものとして下記のものがあげられます。
・新築住宅

  • 1.住宅を取得してから半年以内に入居して、されに年末まで住み続けていること
  • 2.家屋の床面積(登記簿謄本に記載されている面積)が50㎡以上
  • 3.床面積の半分以上が自己の居住の用に供さていること
  • 4.控除を受ける年分の合計4.控除を受ける年分の合計所得金額が3,000万以下
  • 5.金融機関や住宅金融支援機構などから借りていること
  • 6.返済期間が10年以上で、分割返済であること

・中古住宅

  • 1.家屋の取得の日以前20年以内(マンション等は25年以内)に建築されたものであること
  • 2.取得の日以前2年以内に地震に対する安全上必要な構造方法に関する技術的基準などに適合するものであると証明されたもの

簡単にまとめると、10年以上住宅ローンを組んでいる人はほとんどの方は対象になるかと思われます。所得が3,000万円以上ある人が住宅ローンを組むのかなと疑問に思いますし・・・。
ここまでのお話しなら別に他のサイトからでもすぐに調べることが出来ると思いますが、ここでは住宅ローン控除のお得な申告手続きの仕方についてお話していきたいと思います。
先ほども述べましたが住宅ローン控除は所得税の控除になるので、住宅ローン控除を受けるには確定申告をする必要があります。通所のサラリーマンの方は通年は会社の年末調整で所得税の申告は済みますのでなんだか確定申告と聞くと面倒とか難しそうと感じる方も多いのではないでしょうか。
確かに確定申告の時期はどこの申告会場も込み合いますからね。そこで、その込み合った面倒な確定申告を少しでも空いている時期に申告出来るお話しをしたいと思います。
毎年行われている確定申告の時期は土日の関係もあるので多少ずれることがありますが、2月16日から3月15日までの一か月間とされています。ですので、この申告期間中というのは、自営業の方や不動産所得のある方など多くの方がいっせいに確定申告することになります。ですので、やはり相当申告会場は込み合います。
実は住宅ローン控除の申告はこの2月16日から3月15日までの申告期間の前でも申告することが出来るのです。ということは、例えば2月の1日とかでも確定申告することが出来てしまうのです。ですでの、込み合う申告期間前に確定申告することによって割とスムーズに申告することが出来るのではないでしょうか。また、確定申告で住宅ローン控除をする際の必要書類の中に会社からもらうことになる給与の源泉徴収票の原本が必要になってきます。源泉徴収票は、年が明けた1月にならないと会社からもらうことができません。ですので、会社から源泉徴収票をもらったら、すぐに確定申告をするといいかと思います。また、時間帯でいいますと午前中はかなり込み合う傾向になります。一番空いているのが終わり間際ですね。通常は5時まで申告を受け付けているので4時半過ぎに行くと空いている可能性が高いと言えるでしょう。ぜひ、確定申告で住宅ローン控除をする際には参考にしていただければと思います。